簿記の勉強だけでなく、日常の仕事についても記載していこうと思います。
簿記の試験と実務、それは会社ごとにいろんな違いがあります。
そんな最近の仕事のあり方と簿記の試験を適応させるため、平成28年度以降は簿記の試験の範囲が変わってきます。
特に二級の内容は、徐々に一級の難しい内容が入ってきます。その為、今の間に試験合格をしていることが望ましいと思います。
さて、日常の経理の話をさせていただきます。
経理の仕事、実務はどんなの!?
まず、経理はお金を取り扱いますが、手元にそれほど大金を置いてると安全性の問題からも危険を伴います。その為、多くの企業では、銀行にお金をあずけ、手元にはある程度のお金(小口現金)をもって日々の細かい精算をしていきます。
このお金ですが、日々入出金を管理して、帳簿に記載していきます。
基本的な帳票の記入や、お金の照合などを学べるため、経理のいろはを学ぶために新人に任されることが多い仕事です。
その他、請求書の支払処理や日々のデータの入力、銀行への入金などを行っていますが、一番の大切な業務は、貸借対照表と損益計算書の作成です。
経理はこれを一日でも早く仕上げるために月初めから処理に追われます。
どうして慌てるかって?
それは、会社の収益をいち早くまとめあげて、その中から問題点を見出し、それに対応をしていく必要があるからです。
そのような情報を経営者に報告することが、経理の最も重要な仕事になります。
そんな仕事を円滑に進めるため、会社の業務を一通り理解していたり、各部門との調整を必要としたりと、その仕事は多岐多様にわかれます。
会社経営者に最も近い位置におり、経営にも大きく関与する仕事の為、その責任は重大です。
一つの判断が会社とその家族の生活がかかっています。
ですが、それだけの仕事の為やりがいも大きいと思います。
経理は常に、先のことも見えていないといけません。
今の現状から、どこにお金をかけてコストを下げるか、それによってこれから先の未来、どれくらいの期間で回収していけるかを試算していく必要があります。
数字という面から、会社の未来を切り開いていく。
そんな仕事が経理の仕事です。
あなたが経理の仕事に興味を持っていただけたら嬉しいです。(*^。^*)