これから少し大きな勘定科目を説明していきたいと思うので、その前にちょっと一息。
なかなか、自分の経験を書いたりできないのですが、少し今の私の仕事のことを書いてみたいと思います。
今私は、数社を受け持つ経理担当をしています。
その中の一社に中国の現地法人があります。
あなたはどう思われますか?日本の経理と文字が違うだけで同じだと思いますか?
確かに、中国も近代化が進み、また簿記の世界も世界共通認識が高まってきています。
そのため、一ヵ月の仕訳帳を見てもだいたいのことはわかるのですが、一部日本では考えられない仕訳があるのも事実です。
日本とは違い中国には領収書に似たものとして、『発票(ハーピョウ)』というものがあります。
これは、売上計上や、経費計上をする際に、発票に記載された番号をひもづける必要があります。
つまり、これがないと売上計上や経費計上ができないんですね。
ただ、国としては一元管理ができるので、大変わかりやすいシステムになっているとは思います。
また、中国では訂正仕訳をする際に、逆仕訳をするという認識がありません。
そのため、どう処理をするかというと、マイナスの仕訳をきるんですね。
これも日本では考えられないことです。
このように細かい違いはありますが、大枠の経理処理が理解できれば、いろいろな国の会社の経営状況を見ることができます。会社の数字がわかって損になることはないと思います。
仕事の面で、投資の面で、起業の面で、会話のツールとして、いろいろな場面で自分にとって武器になると思います。
まだまだブログ記事も10を超えたところですが、これから少しづつ記事を増やしていきます。その中の内容などで、経理のことに興味をもっていただけたら嬉しいです。