簿記の話ではありませんが、事務所で基本的なビジネスマナーについて書いてみたいと思います。
特に知らなくても、仕事は終わるかもしれません。
ただ、こういうことに精通している人から見ると、あなたのビジネスマナーに落第点をつけるかもしれません。
私もわからないことがたくさんあります。ビジネスマナーを書くのもおこがましいと思っています。
ですから、こうして一つ一つ一緒に学んでいきましょう。いつか後ろを振り返った時に、きっと大きな力になっていると思いますから。
知らないより、知っている方が良いにきまってます。
今回は、郵便の書き方と印鑑の押印について一緒に見ていきましょう。
封筒の書き方
縦書きの封筒と、横書きの封筒両方について説明していきます。
わかりにくいといけないので、例を出していきますね。
縦書きの場合は間違いにくいとは思います。
(表面)
- 会社名と役職名は同じ高さにそろえる
- 様の下は3~3.5cmあけるのが望ましい
- 担当者宛ての場合は様を使い、会社名の後に御中とかを使用しない
- 住所の数字は漢数字で書く
(裏面)
- 封かん日を入れる場合は左上に
- 封じ目には何種類かありますが、一般的に『〆』が用いられる
- 自分の住所と名前は封筒の中心に
- 下ぞろえにすると見やすい
※裏面ですが、郵便番号を書く位置が左下にある封筒などは、左側に住所・氏名を記入します。
横書きの封筒についても図で説明します。
(表面)
- 郵便番号はこのように書いてください
- 切手の貼付位置は右上です(郵便番号の横と覚えてください)
- 名前は少し大きめに
- 住所の先端と、役職を含む名前の先端を同じ位置にする
- 番地などは、算用数字で記入する
(裏面)
- 封かん日を入れる場合は左上に
- 洋封筒には封じ目は不要ですが、書いても失礼にはならない
- 自分の住所と名前は中央、もしくは右寄りに書く
どうでしょうか?
あなたが封筒にあて名書きをする時もこのように書いていますか?
これを参考に今後は見直してみてくださいね。
会社の印鑑の押し方
会社には角印と丸印があるのが一般的です。
その中でも丸印を法人の実印として法務局に登記していることが多いと思います。
そういった場合の角印は、個人で言うところの認印にあたる印鑑になります。
角印を実印として用いることもできますが、ここでは丸印を実印、角印を認印として説明していきます。
会社で押印をする時は3パターンが考えられます。
① 会社名 + 代表取締役名
この場合は、基本的には実印のみでも大丈夫です。
角印も押す場合は、会社名、代表取締役名全ての中心に押すようにします。
実印は代表取締役名の後ろに名前に重ならないように押します。
② 会社名のみ
会社名の後ろに角印を押す。
この際、基本は文字に重ならないように押すが、『社』の文字に少しかかる程度なら問題はありません。
③ 担当者として押す場合
名前の後ろに自分の認印を押します。
この際は会社印などを押したりしません。
どの印鑑もそうですが、欠けたり、薄かったりせずにきちんと押すことが大切です。
まとめ
どうでしょうか?
会社で普段行っていることですが、このようなルールについて意識されていましたか?
私は学ぶまで全然知りませんでした。
これからもこのようなビジネスマナーも記載していこうと思いますので、私と一緒に勉強していきましょう。